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「ゼロ年代」とは何だったのか ―その1 歴史の移り変わりの中で

 「ゼロ年代」とは、聞きなれない言葉かもしれません。今までわれわれは、特定の時代を指すときに「60年代」とか「80年代」といった歯切れのよいフレーズを使ってきました。それでは2000年から2009年までの10年間は、何と呼んだらよいのでしょうか。「2000年代」では、2000年で始まる10年間を指すのか、100年間を指すのか、はたまた1000年間を指すのか紛らわしいですよね。

 そこでこのブログでは、この時代を「ゼロ年代」と呼びたいと思います。ゼロ年代という言葉は、この時代特有の”喪失感”のような雰囲気を表していると思います。

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百貨店は消え去るのか?

 百貨店業界が深刻な経営危機に陥っています。かつての百貨店は、文字通りあらゆるジャンルの商品を取りそろえ、老若男女の幅広い客層を相手に販売する業態でした。しかし百貨店の各売り場は、専門店との競合に敗れ、次々と”落城”してきたのです。そしてついに”本丸”であるアパレル商品も、ユニクロ等の専門店の攻勢を受け、落城寸前の状況にあります。

 アパレルという”本丸”に立てこもった百貨店が競合に敗れれば、百貨店業態の存在意義はなくなります。百貨店はこのまま消え去る運命なのでしょうか。

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イノベーションなき研究開発王国

 先日の日経新聞に、主要国における研究開発費のGDP比率ランキングが掲載されていました。それによると、日本の研究開発費のGDPに対する比率は約3.6%で、これは米国などを抑えて世界1位となっています。

 しかし研究開発費の水準が高くても、それがイノベーションに結びつかなければ意味がありません。日本の研究開発費は、投下した資金に見合う成果を生んでいるでしょうか。残念ながら、世の中を変えるような革新的・創造的イノベーションが、日本で生まれることは非常に少ないと言わざるを得ません。

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ローカル化する日本

 nikkeiBPnetに新しいコラムを公開しました。「ローカル化する日本 ―日本がアジアの”辺境”になる日―」です。

 日本と中国のGDPは、来年にも逆転するとみられています。今まで日本が保持してきた「アジア経済の中心」としての地位も、中国に譲らざるを得ない状況になっています。また今の日本では、グローバル化に背を向ける内向き志向が強くなっています。そして日本は、急速に「ローカル化」しつつあると認識せざるを得ません。

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ブログ再開(予告)

 仕事が立て込んでいたため、このブログの更新を怠っておりました。申し訳ありません。やっと一段落しましたので、ブログを再開したいと考えています。

 今ビジネスの世界は激動の時というか、企業にとっては正念場を迎えていると言ってもよいと思います。今後もできる限り新しい切り口で、「ビジネスの今」を読み解いていきたいと考えています。無理しない範囲で続けて行きたいと思いますので、よろしくお付き合いください。

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