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春節の日の光景2010

 ちょうど今から2年前に「春節の日の光景」と言う記事を書きました。その中で、「銀座は中国人観光客で溢れているが、小売事業者はその需要を取り逃がしている」と指摘しました。

 2年後の今、日本の観光地や繁華街はさらに多数の中国人観光客で溢れています。そして多くの日本企業が、この”中国特需”を取り込もうと必死になっているようです。時代は確実に変わっていますね。

□ 巻き起こる中国の観光ビッグバン

 中国の海外旅行者数は、現在の5000万人程度から、数年後には1億人に達すると見込まれています。ちなみにこの春節シーズンだけでも海外旅行者数は1200万人に達するそうです。日本の海外旅行者数が年間1000万人台ですから、中国人の海外旅行需要は恐ろしく巨大です。

□ 訪日観光客数の増大はまだ序の口

 しかしながら日本は、中国人の海外旅行の本命ではありません。中国人の海外渡航先に対する日本のシェアは、僅か2~3%に留まっています。中国から見れば日本の観光地は、まだ「お高くとまっている」のだと思います。

 現在の”中国観光客特需”は、将来的に2倍どころか10倍くらいに伸びる余地がありそうです。今の日本では、不況を嘆く声がとても強くなっていますが、こんなところにも努力の余地はあるように感じられます。

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