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中国特需の行方

 相変わらず不景気な話が充満している日本経済の状況ですが、一部の業界では”中国特需”で業績が急回復しています。自動車業界や機械業界の一部ではフル操業状態になっているようですし、業績予想を上方修正する企業も目立っています。

 今までの日本企業の市場戦略は、日米欧の先進国市場が「本命」であり、中国に対しては「有望であるが難しく、あまり深入りしたくない市場」という本音であったと思われます。しかしこれからは、間違いなく中国を「大本命」と位置付けなければなりません。

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春節の日の光景2010

 ちょうど今から2年前に「春節の日の光景」と言う記事を書きました。その中で、「銀座は中国人観光客で溢れているが、小売事業者はその需要を取り逃がしている」と指摘しました。

 2年後の今、日本の観光地や繁華街はさらに多数の中国人観光客で溢れています。そして多くの日本企業が、この”中国特需”を取り込もうと必死になっているようです。時代は確実に変わっていますね。

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「縮小均衡」経営

 2010年3月期の第3四半期決算が出そろいつつあります。そして2009年度の企業業績の見通しが、概ね明確になってきました。そこで目立つのは「減収増益」の業績見通しです。

 企業業績は、約1年前に”需要蒸発”と言われたほど厳しい状況ではなくなっています。しかしデフレの影響もあり、売上を伸ばすことは困難です。その一方で企業の合理化努力やデフレによる原価低下により、コストの引き下げは大幅に進捗しています。その結果が「減収増益」という結果になっているのです。

 「増収減益」とは、言い換えれば「縮小均衡」ということになります。現在の経営環境においては、企業を縮小均衡させることも重要な経営能力と言えそうです。

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