ローカル化する日本

 nikkeiBPnetに新しいコラムを公開しました。「ローカル化する日本 ―日本がアジアの”辺境”になる日―」です。

 日本と中国のGDPは、来年にも逆転するとみられています。今まで日本が保持してきた「アジア経済の中心」としての地位も、中国に譲らざるを得ない状況になっています。また今の日本では、グローバル化に背を向ける内向き志向が強くなっています。そして日本は、急速に「ローカル化」しつつあると認識せざるを得ません。

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老人国家に未来はあるか

 nikkeiBPnetに新しいコラムを公開しました。「老人国家に未来はあるか ―若年世代にのしかかる負の遺産―」です。

 このブログでは、過去2回にわたり「老人国家に未来はあるか」という記事を書いてきました。
  「老人国家に未来はあるか ―平成鎖国論の台頭―」
  「老人国家に未来はあるか ―子供の財布から金をくすねる―」

 今回のnikkeiBPnetのコラムでは、政治的強者である高齢世代と政治的弱者である若年世代の間に生じた分配の不平等について、改めて整理してみました。

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キリン、サントリー統合へ

 nikkeiBPnetに新しいコラムを公開しました。「キリン、サントリー統合へ ―強者連合で世界を目指す―」です。

 キリンとサントリーは、飲料業界における東西の横綱のようなものです。そして長年の商売敵でもあるわけですが、それが統合すると言うことのインパクトは非常に大きいですね。今回の統合の意味を平たく言うと、「これからの主戦場はアジアなのだから、日本市場で消耗戦をやっている場合ではない。両社が手を結べば日本市場は万全なので、そこで稼いだ資金を海外に投下し、もっと大きな敵と戦おう」ということになるでしょう。

 もはや日本で戦う時代ではないということです。

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忍び寄る貧しさの影

 nikkeiBPnetに新しいコラムを公開しました。「忍び寄る貧しさの影 ―下流マーケティングへの転換を急げ―」です。

 われわれは「日本人は豊かだ」との認識のもと、過ごしてきました。しかし現在は、「豊かさ」が失われ、「貧しさ」が広がる状況にあります。実際に国民の世帯所得は、一貫して減る傾向にあります。

 豊かな中流層が減少し、貧しい下流層が増加すれば、企業のマーケティングも変わらざるを得ません。下流マーケティングへの転換が、日本企業の重要な課題になりつつあります。

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変革の入り口に立つマスメディア

 nikkeiBPnetに新しい記事を公開しました。「変革の入り口に立つマスメディア」です。

 テレビ・新聞などのマスメディアの業績が急速に悪化しています。新聞や雑誌の読者数は急速に減少しています。またテレビも若者の「テレビ離れ」が進みつつあります。ニュースや娯楽のコンテンツに対する消費者のニーズが減退してしまったわけではないのに、マスメディアは斜陽産業化しています。

 その原因は、マスメディアのビジネスモデルが時代に合わなくなったからだと考えられます。

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市場半減! 成熟社会化による”モノ消費”の崩壊

 更新休止期間中、nikkeiBPnetに新しい記事を公開しましたので、遅ればせながら紹介します。「市場半減!~成熟社会化による“モノ消費”の崩壊」です。

 景気悪化の速度が著しく、あらゆる消費材の需要が激減しています。金融危機を端緒とする景気収縮の影響は、非常に大きいものがあります。ただし長期的な視点で眺めると、消費市場の収縮は今に始まった話ではありません。日本の消費市場は1990年前後をピークに、一貫して縮小を続けています。自動車などの市場規模はピークから半減しており、単に景気の問題というよりも、市場の構造的な変化を捉える必要があります。

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消費を襲う”付加価値破壊”の波

 nikkeiBPnetに新しい記事を公開しました。「消費を襲う”付加価値破壊”の波」です。

 個人消費の減退を受け、「価格破壊」が復活しています。家電や衣料品が値下がりし、「100円パソコン」まで登場しました。これらの「価格崩壊現象」は、消費者による付加価値の否定・見切りによるところが大きいと思います。消費者が、「所詮○○なのだから、安物で十分だ」と考えるようになると、モノの付加価値は崩壊します。

 そのような「付加価値破壊の波」が、今あらゆる分野に押し寄せています。

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引きこもり消費の時代

 nikkeiBPnetに新しい記事を公開しました。「引きこもり消費の時代 ―消費トレンドは”安近楽”―」です。

 実体経済の悪化を受け、個人消費は壊滅的状況になっています。百貨店の販売額や自動車の販売台数は、「悲惨」と言わざるを得ないほど落ちこんでいます。ただし個人消費のすべてがダメかと言うと、必ずしもそうではありません。

 ”安近楽消費”は堅調です。「安さ」「近さ」「楽チン」が、現在の消費トレンドです。
   参考記事 ―消費トレンドは「安近楽」
 消費者は不況に対して全面降伏してしまったわけではなく、意外としたたかに消費を続けています。

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百貨店に”落城”の危機が迫る

 nikkeiBPnetに新しい記事を公開しました。「百貨店に”落城”の危機が迫る」です。

 消費の急激な冷え込みを受け、百貨店業界が厳しい局面に立たされています。百貨店市場は継続的に縮小しており、今後も更なる縮小が予想されます。この状況を受け、企業の再編統合が急展開しています。

 生き残りに向け、業界各社は店舗の増床投資に動いています。しかしこれは、業界の致命傷になるかもしれません。市場が縮小する中での投資には、リターンが見込めないからです。百貨店の危機は、急速に近づいています。

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マネーの時代の終わり -nekkeiBPnet編-

 今まで2回に渡って、このブログに「マネーの時代の終わり」という記事を書きました。
  「マネーの時代の終わり -その1 終わりの始まり
  「マネーの時代の終わり -その2 金融バブルの必然

 このテーマでは、さらに何回か書きたいと思っています。ところが先週、マネーバブルが一気に崩壊してしまいました。そこで急遽、コラムにまとめてnikkeiBPnetに公開しました。
  「マネーの時代の終わり」(nikkeiBPnet)

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